院長紹介
井上邦子歯科クリニック院長 今川 邦子
所属
日本歯科医師会
福岡県歯科医師会
久留米市歯科医師会
日本歯周病学会
日本臨床歯科CADCAM学会
久留米市立江南保育園園医
経歴
- 1982年3月
福岡県立明善高等学校卒業 - 1988年3月
九州大学歯学部卒業 - 1992年3月
九州大学歯学研究院口腔機能修復学講座博士課程単位取得 - 1992年4年〜2004年3月
九州大学歯学研究院口腔機能修復学講座文部科学教官 - 2004年6月1日
井上 邦子歯科クリニック開院
ご挨拶Message
1963年6月久留米市原古賀町で生まれ、荘島幼稚園に通い、小頭町公園で毎日遊ぶ日々を過ごしていました。 高度経済成長期に清涼飲料、菓子類は続々と新商品が発売され、食品添加物などにまみれて育ったため、当時の子供達は虫歯だらけで、私もその例に漏れず口の中の状態は酷いものでした。その上、小学校2年生の頃、近所の子供達と鬼ごっこをしている最中に路地で出会い頭に5歳下の弟の頭と激突して、萌出して間もない前歯を折ってしまいました。弟の頭の流血が派手だったため、私を含め家族の皆は、弟の心配だけで、私の大切な前歯が折れた事には気付かず、後々まで大変なことになる事を予想だにしませんでした。
その後は、中学生になるまで前歯が抜けたままで、“歯抜け”などあだ名を付けられ前歯が見えない様に気をつけて会話をしていた事を記憶してます。その頃になると流石に親も気付き、歯科医院に連れて行き、それから矯正治療や虫歯の治療に長い間通う事になりました。当時の歯科は暗く恐いイメージで、辛い日々が続きました。高校生になった頃、やっと歯科通いから解放され、さて、自分の将来進むべき道はと考えた時、それまでは教師になる夢を持っていたのですが、友人の“女性は手に職を持った方が良いよ”というひと言で、ふっと頭の中に浮かんだのが歯科医師だったのです。今までの辛い経験から、きっと私の様に辛い思いをしている人が沢山いるはず、歯医者が恐くて行けない人でも行ける様な明るい楽しい雰囲気の歯科医になろうと思ったのです。
親戚縁者に医療関係の者は一人もおらず、未知の世界だったけど親からは自宅から通える公立大学ならば行っても良しと言われ、何とか九州大学歯学部に入ることができました。
大学に入学してからは、子供の頃に思いっきり遊んで色んなことをやってきたおかげか、苦労もなく過ごしました。卒後は大学に残り、歯学部の学生や研修医の指導、診療、研究等、16年間充実した日々を過ごしてまいりました。
その間に二人の娘に恵まれ、毎日朝晩保育園への送迎、家では家事に追われる毎日で、あっという間に40歳になり、ふと原点に戻り、地元で何か人々の役に立てる様な歯科医になりたいと思い立ち、この地で開業するに至りました。そして開院して早17年、開院当初から来院していた子供達は皆大人になり、時の流れを実感する今日この頃です。良いスタッフと患者様方に恵まれ、子供の頃に慣れ親しんだ小頭町公園の四季の移ろいを眺めながら、毎日楽しく診療しております。
初診で初めて来院される患者様との出会いの瞬間、お口の状態を診て、その方のそれまでの歴史、今現在の状態、今後の希望等を考慮して、治療計画を立てる際に今までの経験と知識を総動員して考える時が歯科医師として一番やりがいを感じる時です。そして、治療を進めていくうちに、段々打ち解けて、笑顔になっていく患者様を見ている時に一番幸せを感じます。
最初は緊張し恐がり、不信感を持って痛み、噛めない審美的な問題を抱えて、本当は避けて通りたい歯科医院に勇気を振り絞って来院された患者様が、治療が終了して、“定期メンテナンスに来るのが楽しみです”と言って頂けた時には、本当に嬉しい気持ちになります。
私の座右の銘Motto
天に星 地に花 人に慈愛天に星がある様に地に花がある様に人には慈愛があるべきだ
天は星があるから 地は花があるから 人は愛を持つから素晴らしい
私のささやかな力で何か役に立てる事があれば、お互いに日々を気持ちよく過ごす事が出来ればと願っております。
お口の健康から、心と体の健康に、より良い人生に。
書籍紹介Book
帚木蓬生氏 『天に星 地に花』
“この世で大切なものは
「は、はは、ははは」
第一は歯、次が母、そして病を得ても笑いは忘れないで、これが養生の第一。
歯が悪くては良く噛んで滋養にする事ができない。病気を治すのは己の体である。
貴賎貧富に関わらず、診療は丁寧、反復、婆心を尽くせ。
医師たるもの、救世救苦と使命せよ。
三つの戒め 思い上がり 欲への迷い 責任の放棄
医の手で人事を尽くした後、病が軽快し癒えるかどうかについては
もう自分の力を超えた 祈るしかないのだ“
副院長紹介
井上邦子歯科クリニック副院長 今川 愼之輔
所属
日本歯周病学会 認定医
日本臨床歯科CADCAM学会(JSCAD)
Club GP
THREEE
経歴
- 2016年3月
福岡歯科大学歯学部卒業 - 2017年
久留米大学医学部歯科口腔外科医療センター臨床研修医 - 2018年4月〜2021年
福岡市内の歯科医院に勤務 - 2021年4月〜
井上邦子歯科クリニック 副院長就任
主な受講セミナー
- 2019年
船越歯周病研修会Basicコース(Emdogain認定)
田代浩史先生 コンポジットレジン修復の発想転換Masterコース - 2020年
船越歯周病学研修会Masterコース(Straumannインプラント認定 Geistlich認定)
辻本デンタルオフィスEndoセミナー
青島徹児先生 Tooth Preparation Design work seminar - 2021年
藤本研修会 錦織淳先生 補綴咬合コース - 2022年
船越歯周病学研修会Implant Advanceコース - 2023年
スタンダードエッジワイズ北園矯正コース(13期)
ご挨拶Message
副院長の今川愼之輔と申します。 私は、福岡県柳川市で歯科医師として働いている両親のもとで育ち、学校から帰宅したらすぐに両親が働いている歯科医院の技工室へ行き、両親の背中を見て、歯科医師の真似事の様な事をして遊んでいました。高校は地元の高校に進学し、幼い頃から憧れていた歯科医師になるべく、歯学部に進学しました。
6年間の大学生活では、日々授業や実習をこなしながらも、楽しく学んでまいりました。その後、久留米大学の口腔外科にて研修をし、福岡市にある歯科医院に勤務していました。30歳で結婚をし、妻のお母様である邦子院長に出会いました。邦子先生の歯科医師としてのお考えに感銘を受け、こちらで学ばせていただける運びになり、現在に至ります。
誠意ある心のこもった歯科治療を行い、お口の健康を保つ事で、全身の健康を維持して頂きたいと思い、日々取り組んでおります。ただ単に、今起きている問題に対処する治療ではなく、いかに永続的にご自身の歯を保てる状態を作れるかが大切だと考えます。
当院では、一つの治療法に拘らず、患者様に寄り添ったオーダーメイドの治療をご提供しています。そのために、一人ひとりの患者様としっかりお話し、丁寧な説明を行い、治療を進めていく事で、納得して頂ける治療を提供させて頂けるかと思います。全ての患者様が、10年後、20年後も健口のまま、自信のある笑顔で笑える事を目指して精進いたします。
非常勤歯科医師
一般歯科担当九州大学病院歯周病科今川 澪
口腔外科担当公立八女総合病院歯科口腔外科松村 香織
インプラント担当たけさき歯科インプラント竹崎 博嗣
歯科衛生士
村島 恵美
内山 百合子日本歯周病協会認定歯科衛生士
関 智恵美
岩切 美紀
石井 明美
歯科助手・受付
松尾 ゆかり