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むし歯と歯周病を予防するためには？
むし歯も歯周病も感染症です。
口腔内にむし歯や歯周病を引き起こす細菌が増えると発症してしまいます。
予防するためには細菌を減らすことが一番大切です。
細菌を減らすために・・・
プロフェッショナルケア
歯科医院で器具を用いて歯垢や歯石を除去する
セルフケア
歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた方法でご自身が毎日行う
むし歯や歯周病のなりやすさ（リスク）には個人差があります。歯並び、唾液量、食生活、歯の質など、ご自身の状態を知ることはとても大切です。当院では、患者様のお口に合った用具・方法でのブラッシングのアドバイスを行っております。
全身の健康の維持のためにも、お口に関心を持ち、“自分の歯を自身で守る”という意識を持ちましょう。
歯周病
成人の80%は大なり小なり歯周病に罹っていると考えられています。
歯周病は初期段階では全く症状がないため、知らず知らずのうちに進行してしまい、症状を自覚するころには抜歯になってしまう、
と言ったケースがよくあります。
そのため、先ずは歯科医院で歯周病のチェックを受けましょう。
歯周病は全身疾患と密接な関連があります。歯周病が全身疾患の増悪因子となりうる場合があるのです。
そのため、歯周病と診断されたら全身の健康のためにも早めに治療をする必要があります。
歯周病治療後も１～３カ月に1度はメンテナンスを行い、良い状態をキープし続けることが大切です。
小児のメンテナンス
近年、むし歯予防の知識が広まり、子供達のむし歯が減ってきました。
久留米市では全国でも珍しく、毎年1歳児歯科検診を行っています。先述した通り、むし歯は細菌感染症ですので、一度むし歯を発症すると、その1本のむし歯の治療をしたとしても、その後もむし歯になりやすい口腔内環境は続くのです。また、定期的なケアが不十分だと、治療を終えたはずの歯も、再度むし歯になる可能性があります。そのため、久留米市では、一歳児検診のタイミングで、最初の1本のむし歯を作らないように保護者の方にむし歯のリスクについて説明をしております。
しかしながら、1歳半、3歳健診になるとむし歯になっているお子さんがよくいらっしゃいます。お子さんが成長してご自身で歯磨きをする様になるタイミングで、ブラッシング方法や間食習慣を見直す必要があります。ぜひ、定期的にブラッシングの確認とフッ素塗布を行い、虫歯予防メンテナンスを行い、むし歯のリスクの少ない口腔内環境を一緒に作りましょう！
フッ素について
フッ素の効果
- 1.エナメル質の修復を促進：酸に侵されて、歯の表面から溶け出したカルシウムやリン酸を再石灰化によって修復する
- 2.歯の歯質を強化：フルオロアパタイト層という、酸に侵されにくい性質の層に変換することでむし歯への抵抗力を高める
- 3.細菌の活動を弱める：口腔内で酸が産生するのを抑える
高齢者のメンテナンス
高齢になると、体の機能の低下によって口腔機能のトラブルを生じてきます。
ご自身で上手に歯磨きができず、唾液分泌量も少なくなっていくことで、口腔粘膜が荒れて痛みが出たり、
入れ歯が合わなくなったり、咀嚼嚥下が困難になったり、むし歯になったりと辛い思いをされている方は、ぜひご相談ください。
歯ブラシには沢山の種類があります。
ご自身に合った用具を上手く使うと効率よく清掃ができます。
また、月に1度でもプロフェッショナルケアを受けて口腔内をきれいな状態にすることで、徐々に口腔状態が改善します。
また、唾液の分泌が上手くいかず、口腔内が乾燥している方には、唾液の分泌促進のための唾液腺マッサージを行っております。
どうか、ご自身の健口を諦めずに、口腔内環境を改善していきましょう。
当院で行っているメンテナンスについて
ご自身では把握するのが難しい汚れも、専門のスタッフが優しく、時には厳しく指導しながら、二人三脚で口腔内環境の改善に努めます。
メンテナンス内容
- 歯周検査：歯周病・齲蝕を含めたお口の状態の確認
- TBI：歯垢（プラーク）の付着状態や口腔内環境に合わせた歯磨き指導
- ブラッシング：歯ブラシ・歯間ブラシ・フロス等を用いた専門的なお掃除
- スケーリング：歯石の除去
各種歯科健診のご案内
- 一歳児歯科健診
- 一歳半児歯科健診
- 三歳児歯科健診
- 妊婦歯科健診
- ハッピー歯科健診
- 高齢者歯科健診
- 事業所歯科健診
上記内容を受託しておりますので、ご希望の方はご連絡下さい。
